なにか「自分ができること」「楽しめること」で、周りの人の役に立つことはないかなと、考えたりします。
大きなことは考えてないけど、大きなことを成し遂げた経験談から、いろいろとヒントがみつかるんじゃないかと思って、この本を買ってみました。
ざっくりした内容は、
復活の前例がないほどの借金(14億円)があるメガネ屋を、個人が買収して復活させていくという話で、
社員が非協力的だったり、周りから裏切りとか妨害を受けたり、周りの反対を押しきって新しい一手を打ったのに失敗したり。
常にギリギリで、それでもなんとか破天荒な社長のアイデアと行動力で、7年ぐらいで完済を成し遂げます。
読む人やタイミングによって得るものが大きく変わりそうな、自己啓発本のようなビジネス書のような小説のような本です。
今の自分にとって、特に勉強になったなと思ったエピソードを2つあげます。
1つめは、
「この会社を再生させるために、あと20億円の売り上げを!」と言われると現実離れしていてアイデアも浮かばないけど、
「1日にたった1本多く売る!」と目標を細分化させることでできそうな気がしてきて士気があがる、というエピソード。
何かやる気になって取りかかっても、ハードルを高く上げ過ぎて、達成できず挫折するということはよくあります。
ここから得られたことは、
“少し頑張れば達成できる最小単位にまで目標を細分化させる”
2つめは、
アイデアを否定してくる社員とか、「リスクが高い!」と激しく反対してくる仲間に対して、根拠を示して説き伏せていくというエピソードが要所でありました。
何か行動を起こす時、抵抗とか障害はつきもので、その言い分が論理的であるほど説き伏せられてしまったりします。
ここから得られたことは、
“調査や分析をして、自他共に納得できるロジックをたてる”
もちろん結果が伴わなければ信頼を失うことにつながったりしますが、結果を出すためにどれだけ考えて行動したか、の方が大事と思っています。
身の丈にあった目標を立てて、
ロジックを確立していきます。
コメント