自由で要領良く生きているイメージのある、この著者の「ひろゆき」。こういう人の、仕事についての考え方を参考にしてみようと思って、買ってみました。
今の時代、情報を得るコストがタダになり、輸送費用が安くなったことで、made in japanでなくても、安く良いモノづくりが実現できるようになったそうです。
つまり、人が身につけたことは、マニュアル化され、誰でも再現可能になり、価値が下がると(スキルのコモディティ化)。
そのため、日本にとって悪い状況は続き、「稼げる人」「稼げない人」の二極化が避けられなくなると。
この本では、そこから抜け出すためには、スキルに+αが必要であるということですが、だからといって特別な技術を身につけろということでもないみたいです。
考え方として、
「攻め方」「守り方」「経営者視点」
が必要ということですが、後の2つはちょっとピンとこなかったです。
「攻め方」について挙げてみますと、
①本業とは別に、新しいツールやものづくりをコツコツやっておく
ここで言う「新しい」というのは、当時のニコニコ動画とかYouTubeとか Instagramのことで、はじめの頃からやっている人が勝っているという話です。
本業とは別にと言っていますが、本業に関することでも、あまり他の人がやっていない
「明らかに役に立ちそうなこと」
「別分野でもなんか役に立ちそうなこと」
の中で続けてできそうなことをコツコツやればいいかなと。
②人に覚えてもらう、思いついてもらう
○○ならあの人という感じで、
自分の職種で言うと
「インソールなら○○さん」
「筋膜リリースなら○○さん」
「膝関節なら○○さん」
バスケでいうと
「ディフェンスなら○○」
「スリーなら○○」
「安定なら○○」
「流れを変えてくれるなら○○」
みたいな。
それが浸透していればいるほど、チャンスが増える可能性が高くなりそうです。
人があまり身につけていないことを身につけてコツコツ磨いて「○○の人」を増やしていきます。
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