「僕は君たちに武器を配りたい」瀧本 哲史

読書

なぜ武器が必要なのか?

どんな武器をどうやって手に入れたらいいのか?。

インターネットの普及により、知識を得ることが簡単になったことで、個性を持たせることが難しくなり、ありふれたモノ(コモディティ化)になってしまうそうです。

そうなると、徹底的に買い叩かれるようになり、それは人材についても同じだと。

「勉強して努力をすれば幸せになれる」という時代ではなくなり、医師や弁護士など高度なスキルを身につけたとしても、付加価値のない職業へと変わりつつある。

なので、頑張って勉強するだけでは武器にはなりにくいと。

じゃあ、どんな武器が必要か?

「スペシャリティな唯一の人材になる」

だそうです。

日本人で生き残る4つのタイプと、生き残れない2つのタイプについて書かれています。

①トレーダー
商品を遠くに運んで売ることができる人

②エキスパート
専門性を高めて、高いスキルで仕事をする人

③マーケター
商品に付加価値をつけて売ることができる人

④イノベーター
新しい仕組みをイノベーションできる人

⑤リーダー
起業家となりリーダーとして行動する人

⑥投資家
投資家として市場に参加している人

このうちの①②は価値を失いつつあるので、③〜⑥のタイプを目指せと書いてますが、一つに絞るという意味じゃなく、状況に応じて、これらのタイプを使い分けることが重要だと言っています。

職種によっては①②もまだまだ余地はあるし、ある程度の水準には達している必要があるので、無視していいわけではないと思います。

経営者でもサラリーマンでも必要な要素だと思うので、意識して働いてみます。

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