論破で有名な「ひろゆき」。
テレビとかで有識者を相手に論破するところをよく見かけます。極論のようで本質をついているなと、いつも納得させられます。
本質的でシンプルな物事の見方ができる人間になりたいなと思います。
エジソンの名言に「天才とは、1%のひらめきと99%の努力である」というものがあります。
これは「ひらめきなんて1%ぐらいのもので、努力の方が大事ですよ」ということと解釈していました。
本当の意味は「1%のひらめきがないと、99%の努力は無駄になりますよ」ということだそうです。
天才的なひらめきはできないけど、1%ぐらいの努力で成功できたその思考法を教えますよ、ということが言いたい本なのかなと。
「とにかく考えずに努力を続ける」ではうまくいかないよと。
釣りをする時に、ポイントを変えずにずっと同じ場所で待ち続けるみたいなもので、釣り始める前に考えて、情報収集を効率的にして、他人に乗っかって…ってやると、努力は少しで結果が出るよっていう感じかなと腑に落としてみました。
この本には、1%の努力で最大の成果を得てきた7つのエピソードを踏まえて、その思考法が書かれています。
その中に「優先順位」というものがあります。
壺の中に小さな石(そんなに大事じゃないこと)を先に入れてしまうと、大きな石(人生にとって大事なこと)が入る隙間がなくなるよ、というやつ。
よく聞くやつですが、結構難しいなと最近実感していたので、妙に響きました。
この著者は、睡眠を何よりも優先するので、めちゃくちゃ遅刻をして、怒られたら土下座してでも謝るそうです。
ここまでするのは難しいけど、7つの習慣で言うところの「重要で緊急の仕事」と「重要じゃないけど緊急の仕事」に、やっぱり振り回されているなと。
体裁を保つことを優先して「緊急じゃないけど重要なこと」を後回しにして、今から10年後に欲しかったスキルが身に付いているのか?と危機感を感じました。
そこまで極端にはできないけど、大きな石を優先的に壺に入れる工夫をしていきます。
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